100歳時代を健康に生きる!

21世紀の予防医学システムとは

私の体験と健康観

健康に関心を持つようになるのは、病気を経験してからという人が多いようです。それまでは、健康については、空気や水のように“元気が当たり前”と思って気に掛けません。
私は小学校5年時、湿性肋膜炎のため3学期を休学し、地元の軍医出身の医者さんに毎日通っていました。小学校6年になると、近くに住む年上の結核、肺浸潤症状を持つ大人に交じって、肋膜炎の予後治療としてお灸据えに通っていました。 こんな子供時代の病気経験があったからか、私は若い頃から健康については神経質で、ちょっとした体調異変が気になり、何時も病気の前兆段階で対処する習慣が身についてきたように思います。風邪気味だと思える時は、用事も横において早々に休みます。病気恐怖症ともいえるかもしれません。社会人になってコンサルとして活動する中で、30代~40代までは体の異変に気付くと大きな病院で診察受けることが多く、結果、異常ないケースが多く、中年以降は精神と肉体のバランスが取れてきたのか、病気抵抗が出来たのか、自分で健康管理ができるようになりました。2015年4月、80歳の時に右腎臓摘出手術を受け9日間の入院生活でした。2023年には左足骨折の憂き目にあい、人工骨頭挿入手術のため2週間入院しました。2019年9月からつき4~5回のペースでスイミンプールに通っていたせいか、筋肉量も多く主治医の先生も驚く回復力でした。病気退院半年後の宮崎県マスターズ大会に、水泳種目背泳ぎで出場し、年齢別1位になるなど年齢を重ねるごとに至って元気です。 子供の頃の病気体験があって、東洋医学とか、民間療法(鍼灸)についても関心があり、予防医学についても興味を持っていました。

21世紀の予防医学システムとの出会い

数年前、ある展示会で、予防医学分析研究所の若狭良成所長と面識を得て3年が経過した2019年、再会の機会ができ同所関連の「予防医学普及友の会」に入会しました。同会が主催する「ヘルスシグナルアナライズカウンセラー(H-SAC)」(栄養分析カウンセラー)の資格取得に挑戦し、一発合格といかず、筆記3回、実技3回、カウンセリング3回、都合9回のテストを半年かけて受験、漸く合格となり、2021年10月5日に、上記の「全課程修了認定書」を授与されました。 何故、86歳の門外漢が、「分子栄養学」の高度な専門分野の資格取得に挑戦したのか? それは、若狭社長が開発した「分子矯正医学理論に基づく21世紀の予防医学システム」の魅力に惹かれたからです。 私は、夕食に何を食べたいか?と家内に聞かれると、決まって体が発する食べたいものを注文します。同様に健康についても、体調変化を兆候の頃にキャッチし、対処することにより、大病を防げ、結果的に本人はもとより家族にも精神的、経済的負担をかけないで済む結果となっています。

スマホで日常の健康管理

専門的になりますが、食べ物が、37兆の細胞に行き届くためには、ビタミン、ミネラルが必要不可欠であることを知っている人は少ないと思います。私もその一人でした。ビタミン、ミネラルは体で生成することができないので、食事から摂取し、細胞に届けなければなりません。そのカラクリを知って対処するかどうかは、人生100年時代にとって欠かせないことです。
では、どうしたら自分に必要な栄養素(ビタミン、ミネラル)、逆に言えば欠乏栄養素を把握できるのでしょうか?
その答は次ページ以降の健康チェックシートを手順に従って進めていけば、答えが出ます。
さて、自らの体調変化をスマホの場合、30のチェック該当項目を入力すると、自分の欠乏栄養素が「生命の鎖」で示され、欠乏栄養素が赤色で表示され、一目でわかります。
「健康管理シート」に使い慣れ、自分の欠乏栄養素が解ると、家族の皆さんの分もチェックしてみると、家族全員同じ食事を摂っているのに関わらず家族でも個人差があることに気付きます。この個人別に欠乏栄養素が異なり、当然、対応も違ってくるところに「21世紀の予防医学システム」の真骨頂があり、企業で言えば個人別の健康チェックによる実践的健康経営が実現でき、生産性向上にも大いに役立つと確信いたしています。
皆さんも、是非一度試してみてください!